一周忌の法要は残された家族が一緒に行う大事な仕事です。
今まで両親がいて、片方がなくなった場合、残された親の悲しみを見てつらく感じると思います。
残された親の体調が悪くなる場合が多く、子供が一周忌の法要の段取りなどを親に報告しながら実行していかなければなりません。
一周忌法要の段取りと仏壇飾り、その他の準備をどうしていくのか、服装は?
宗教によって違う場合もありますが、一般的な方法をアドバイスいたします。
1章一周忌法要 段取り
初めてだと不安でしょうが、一周忌法要は段取り通り行えば、大丈夫です。
亡くなった月の3か月前くらいになると、亡くなった親の兄弟が存命ならばその方に相談してから行いましょう。
家族だけでなく、その兄弟も心に傷を受けている場合があるので、話してから、一周忌法要の段取りを決めていきましょう。
一周忌 段取り
1、法事の日時を、なくなった親の兄弟の方に話してから候補の日を決める。
2、法事の日候補の日にお寺のお住職さんの都合を良いか聞き、依頼する。(自宅で一周忌の法要を行い場合)
法事はお寺によっては自分のお寺でしてほしいと言われる場合があります。
法事をお願いする時にお塔婆を頼みましょう。
お塔婆とはお墓の後ろに立てる薄い板のことで、戒名、享年、梵字などが書かれたものです。
卒塔婆供養は、節目の法要のときに新しい卒塔婆をつけてもらうことがあり、一周忌なのでお願いしたいです。
3、出席者を決め、連絡する。
法要の案内はお手紙で行い、出欠ははがきを同封して、出してもらいます。
法事後に食事をするのをどうするか決め、食事に出かけるのなら、頼んで、出席者の分とご住職、そして、
亡くなった人の食事(陰膳)を頼みます。
4、法事の一週間前までに出欠のはがきを出すようにお願いして確認します。
法事の食事をするところに確認の連絡をする。お供えの花を頼む花屋さんに連絡する。
5、前日までに仏壇や、住職さん、出席者に来ていただく部屋を掃除する。
6、当日。
2章一周忌法要 仏壇飾り
・一周忌法要 仏壇飾りはいつもと同じように行います。
仏壇の左右の花は新しいものを前日までに用意します。
ご仏前に果物やお菓子なども用意し、お供えします。
お供え物ののしの表書きは「御供」など。施主が御供えする場合の、のしの下段は○○家となります。
親戚の方がお供え物をもって見えたら、お供えしましょう。
お花は、近くの花屋さんに一周忌のお花はどんなのが良いか聞いて注文します。
一周忌からのお花は白い花に淡い色の花を混ぜたものにしましょう。
3章一周忌法要 服装
一周忌法要の服装は、施主側は礼服です。
男性は礼服、黒のスーツに黒ネクタイです。
女性は黒のスーツかワンピース、あればパールのネックレスをして、黒のストッキングをはきましょう。
まとめ
・家族がなくなって一周忌までは、行うことも多く大変なことも多いでしょう。
・一周忌を済ませたら、ご自分の健康について考えましょう。
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