マイコプラズマ肺炎は数年に1度、流行します。
今年がその流行する年なのではと話題になっております。
子どもがマイコプラズマ肺炎にかかったらどうなるのでしょうか。
マイコプラズマ肺炎の症状とは、どんなところに注意すればよいのかお伝えします。
1章マイコプラズマ 症状 小児
マイコプラズマ 症状
小児でも大人でも主な症状は下記の通りです。
・ノドの痛み、 鼻水、鼻づまり
・37℃程度の微熱から39℃以上の高熱
・ 咳、痰のからむ咳(解熱しても1ヶ月近く続く症状)
・喘息があると、喘息の悪化、喘鳴(ゼイゼイ・ゴロゴロ・ヒューヒューといった呼吸)
・呼吸がしにくい呼吸困難
マイコプラズマの潜伏期間
マイコプラズマは、感染して1週間後くらいから、症状の咳や鼻水・くしゃみなどが起こり、気道粘液の中に病原体を排出し始めます。
病原体の排出は、発症後の1週間が最も多く、その後約1ヶ月以上も続くと言われています。
ですからマイコプラズマという病原体には、潜伏期間~発症後の長い期間に感染力があり、人にうつす可能性があるーマイコプラ
ズマは、学校、職場などの地域単位で流行を起こしやすいのです。
そのため、マイコプラズマ肺炎は、人にうつる前に早期発見して、治療することが大切です。
マイコプラズマ肺炎にかかったら、学校に通っているのなら、休むことになります。
また、マイコプラズマは一度かかってもずっと免疫力がつくわけではありません。
何度も感染することがあります。
2章マイコプラズマ 症状 経過
マイコプラズマ肺炎になって、咳が止まらず、元が気管支炎になりやすい体質の場合、咳がひどくなり、喘息発作を引き起こされ
てしまうことが多いです。
子どもがマイコプラズマにかかった場合は特に、 症状の 経過を注意深く見て、早めに対処、診てもらったお医者さんに正しい経
過を伝えるのが重要です。
喘息で使用する気管支拡張薬であるテオフィリン(テオドール・テオロング・アミノフィリンなど)は、マイコプラズマ肺炎に効
く抗生剤と相互作用を持つため、使用する前に注意が必要。
マイコプラズマらしいと思ったら、まず、お医者さんにかかり、気管支炎になりやすいかなど、よくお医者さんに話しましょう。
そして、お医者さんにかかってもなかなか、症状が改善しない場合、思いきって、大きな病院で診てもらったほうが良い場合があります。
3章マイコプラズマ 症状 治療
マイコプラズマの症状、治療には、抗生剤を使います。
子供は、抗生剤が苦いので、飲むのを嫌がる子が多いようですげ、アイスクリームなどに混ぜたりして、飲ませる方法もあります。
スポーツ飲料に溶かすとより苦くなるので、それだけはやめましょう。
マイコプラズマ 予防
マイコプラズマの予防法は、うがいや手洗い、十分な睡眠と栄養を摂ることです。
マイコプラズマも風邪と同じように、体が弱っているとかかりやすいので、普段から規則正しい生活ときちんとバランスのとれた食事をしましょう。
まとめ
マイコプラズマは、潜伏期間~発症後の長い期間に感染力があり、人にうつす可能性があるので、早期発見して、治療しましょう。
マイコプラズマの予防法は、うがいや手洗い、十分な睡眠と栄養を摂ることです。
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