お中元、お歳暮の時期になると、この機会にちょっとした贈り物をしたいと思うこと、ありませんか。
趣味の仲間で会う機会が週に何回かあっていつも良くしてくれる方に、贈り物を手渡しして、気持ちをうまく伝えたいですね。
表書きに良い言葉を入れてさっと手渡したら、喜んでもらえます。
そういう時、のしは必要なのか、書き方でお礼をどう表現するのかをお伝えします。
1章贈り物 表書き
美味しいお菓子をいただいて食べて、これをいつも会う友人にプレゼントしたい、お中元の時期に思い付き、気軽に贈り物をしたい、そんなことありますよね。
お中元とかお歳暮とかでなく、なにかうれしくなるような表書きってないのでしょうか?
贈り物の中身のおいしいクッキーなどを選ぶのも大事ですが、パッケージがすっきりしていて、表書きにさらっと書いてあれば、うれしいですよね。
2章贈り物 のし 表書き
のしなし
ちょっとした気持ちを表す贈り物の場合はのしは必要なしです。
渡す相手にもよりますが、のしよりもリボンをかけて手渡すほうがステキです。
お土産物の場合も、のしなしです。
贈り物を渡すときに「ほんの少しですが」という言い方、いいですね。
無地のしとは、はのし紙は付けるけれど、何も書かない物。
無のしのは、のし紙も何も付けない物を指します。ただし「無地のし」でも下部中央に「○○家」と記載します。
3章表書き 書き方 お礼
表書きの書き方、いろいろあります。
御礼 お礼の意味を込めた品物に
松の葉(年上宛
まつのは(年下宛)
花一重
謹謝(目上の方への感謝)
謝礼(目上の方へのお礼)
薄謝(目上の方以外へのちょっとした御礼)
寸志(目下の方宛)
心ばかり
「松の葉/まつのは」は、細い松の葉にも隠れるくらいの気持ちばかりという謙遜の意を表します。
年下の方へは平仮名で記します。
「花一重」はほんの少しという意の洒落た言葉です。
お礼を述べる言葉も多いですよね。
私は習い事の先輩の家で行うお茶会に呼んでいただいたときに、伺うとき、一緒に行った人たちと同じ袋にお金を入れて表書きに、「松の葉」と書いて、みんなで渡しました。
まだ、20歳の初めの頃のことで、自分が大人になった感じがしました。
まとめ
表書きに気持ちを表す、儀式的な感じはしますが、大人ですね。
気持ちを言葉に表し、それを文字にする、優雅な感じです。
表書きに気持ちを込められるので、日本の良いところだと思うます。
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