仕事をしていて一人暮らしの場合、自宅療養はどのように過ごせばよいのでしょうか?
仕事を休む期間、そして、食事は何を食べればよいのか、お伝えします。
1章 インフルエンザ 自宅療養 過ごし方
インフルエンザ 自宅療養 過ごし方について
仕事をしているので、インフルエンザを早く治したい、そのために自宅療養がうまくできるようにしたいものですよね。
病人が療養する場合、よく言われるのが、「栄養のある食事」をとり、「十分な水分補給」を取り、「部屋の湿度を保つ」、そして、「こまめに換
気」をしよう。
と、言われますが、それぞれ、漠然としていて、わかりませんよね。具体的にどんなことなのでしょうか。
(食事については第3章でお伝えします。)
「十分な水分補給」 インフルエンザにかかっている時、水分補給が充分に行われないと、脱水症状や意識障害といった重い症状を招く可能性があります。
十分な水分補給というのは、少量でもよいのですが、15分おきに水を飲ませましょう。
熱が高い場合は水分を早くとらせたいので、ナトリウムが入っているイオン飲料をおススメします。
「部屋の湿度を保つ」 湿度は50%を保つ。
一般的にウィルスは、湿度が50%よりも低いと活性化してしまい、湿度が60%より高くなるとダニやカビが大繁殖してしまいます。
ダニやカビはアレルギーの原因になってしまいます。
「こまめに換気」 衣類から出るほこり、屋外から持ち込まれた土埃、冬は特に暖房器具から出る一酸化炭素や二酸化炭素で部屋の空気が汚れます。
汚れた空気は気管や粘膜を傷め、抵抗力を落とし、感染症にかかりやすくなってしまいます。
こまめに換気は、1~2時間に1回程度、窓を全開したり、換気扇回したりして行ないます。
冬は暖房で空気が汚いなと思ったら、換気しましょう。
2章インフルエンザ 自宅療養 仕事
インフルエンザにかかったら 出勤停止になるので、自宅療養しなくてはならず、 仕事は休まなくてはなりません。
まず、熱が出てしまったときに、会社に、病院に行くので休むことを伝えます。
そして、病院でインフルエンザと分かった場合、改めて会社にインフルエンザにかかったと連絡しましょう。
インフルエンザはうつるので、熱が下がってから2日は休まなくてはなりません。
そして、休みをどう会社が扱うかは会社のルールによって決まります。
病欠にできるのか、それとも有休を使うべきか、有休を使った後なら、インフルエンザの出勤停止の期間が無給となります。
3章インフルエンザ 自宅療養 食事
インフルエンザの時に食べたい食事
インフルエンザになって、自宅療養の食事は大事です。
「栄養のある食事」とはどんなものかというと、インフルエンザにかかって失われた体力を取り戻すために、消化の良い炭水化
物うどんやおかゆ、抵抗力と抗酸化性のためにビタミンみかんなどフルーツやキャベツ、ブロッコリーなどの野菜を取りたいです。
のどごしのよいヨーグルトやプリン、ゼリーやアイスクリームもおすすめです。
体つくりのタンパク質、皮膚や粘膜を保つビタミンAの食品もとりたいところですが、まずは、熱がある時、体力がない時食べやすい、のどが通りや
すいものを食べましょう。
インフルエンザにかかって、いつ食べ物を買いに行く?
一人暮らしの場合、熱がある時は、食事の準備はなかなかできません。
買置きがあればよいのですが、熱が出て、病院帰りの後、コンビニやスーパーによって、おかゆのレトルトやうどんを買っておきましょう。
それと、ヨーグルトやゼリー、プリンなどのどごしがよく、食べやすいもの、野菜スープの缶詰、アイスクリームも買って帰るとよいでしょう。
家に帰って、当分、外に出なくても大丈夫なように買って帰れるとよいですね。
高熱で食欲がでないときは、無理に食べなくても大丈夫です。胃腸の動きが弱っている場合は、消化不良を起こしてしまうこともあります。
まとめ
・インフルエンザ 自宅療養 過ごし方 は、部屋の環境を、ウイルス、ダニが活性化しない湿度50%くらいににたもち、部屋の空気をきれいにするた
めに「こまめに換気」1時間か2時間おきにしましよう。
・インフルエンザにかかっていたら、会社に連絡して、熱が下がって2日立ってから出社しましょう。
・インフルエンザで自宅療養するときに大事なのは食事、体力を取り戻すために消化の良い、のど越しの良いものを食べましょう。
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